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  • 第156回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.173

    本試験と練習は別物。直前期は本試験を想定した勉強に力を入れましょう!

    • 投稿者:宏海さん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約6か月

    はじめに

     私は小学生の子供が2人いる主婦です。仕事の選択肢を広げられたらと思い簿記の勉強を始めました。

    簿記3級について

     簿記3級については受験していません。スッキリわかる3級と簿記ナビの仕訳問題、スッキリとける過去問題集をひととおりこなし、試算表や精算表の問題を解いたさいに3級の範囲は完全に理解できたと確信できました。

     2020年6月の第155回の試験があれば受験していたと思うのですが、(コロナの影響で中止になってしまったため)11月まで3級を引っ張るよりも2級にチャレンジしたい気持ちが大きかったので、3級を飛ばして2級を受験する決意をしました。

     なお、3級の勉強時間は約68.5時間です。

    簿記2級の教材・電卓

    • テキスト
      • スッキリわかる 日商簿記2級 工業簿記(TAC)
      • スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記(TAC)
      • スッキリとける 日商簿記2級 過去+予想問題集(TAC)
      • 日商簿記2級 網羅型完全予想問題集(TAC)

     スッキリわかるテキストで勉強するつど、テキストの問題と仕訳対策教材の重要仕訳を項目別に解き進めていきました。過去問を解き始めた頃には、仕訳問題はスムーズに解けるようになっていました。

     スッキリとける・わかるシリーズは、ネコのイラストが可愛いくて取り組みやすい印象です。ただ、テキストと過去問の難易度の差が大きいので、テキストはサクサク進めて早い段階で過去問に取り組んだほうが良いと思います。

     網羅型完全予想問題集は、難しいという評判だったので恐る恐る挑戦しましたが、初級・標準・上級とレベル別に問題が分けられているので、たくさん問題を解きたい方におススメです。ただ、解答の解説はスッキリとける過去+予想問題集のほうが丁寧で分かりやすいです。

     また、直前期には出題パターン対応表を重宝しました。2問・3問対策として、同じ論点の問題をまとめて解きました。4問・5問対策もスムーズにできるのでスッキリとける過去+予想問題集にも出題パターン対応表を入れて欲しかったです。

    • 電卓
      • SHARP EL-G37

     SHARPの電卓は8月に購入しました。日数計算が一瞬で計算でき、正答率もUPしました。

     ずっとCASIOの電卓を使用していたので、最初は打ち慣れず計算ミスも多かったのですが、精算表やB/S、P/Lの問題に入る前に購入しておいてよかったと思います。M+やM-などの機能は使えていませんが、日数計算が使えるだけでも心強いです。

    ミスノート

     過去問に取り組みだした頃から、ミスノートの作成を始めました。

     間違えた問題・解答を書き込むだけです。第2問・第3問は問題を解いた際の解答用紙に間違えたところに赤ペンでチェックをいれて貼り付け、細切れ時間に振り返って確認しました。

     試験当日の午前中にミスノートを確認していたら、同じ仕訳問題(117回の1、不渡手形)が3回も書いてあり苦笑しました…。

    ミスノート1
    ミスノート1

    ミスノート2
    ミスノート2

    ミスノート3
    ミスノート3

    簿記の勉強に役に立ったもの

     2級の勉強では、商業簿記の税効果・連結と工業簿記のシュラッター図の理解に苦しみました。つまづいたときは簿記ナビの合格体験記を読んだり、ネットで調べたり、Youtubeでふくしまさんの動画を観たりしました。

     中でもシュラッター図には1週間程つまづいていたのですが、ふくしまさんの動画でストンと理解することができ、以後大好きな問題になりました。テキストだけで強引に進めていたらいまだに悩んでいたかもしれません。

     Twitterでは田口さんやフクシマさんのつぶやきを眺めたり、他の受験生の頑張る発言が良い刺激となりました。

    試験日1日の流れ

     試験の開始時刻は13時30分でしたので、普段の土日と変わらない時間に起床しました。

     午前中にひととおりの家事をすまし、簿記検定ナビの仕訳対策教材の過去問類題を解き、原価計算とCVP分析の問題を解きました。

     早めに家族とお昼ご飯を食べて、検温(2回目)をしてから家を出発。試験会場の近くまで夫が車で送ってくれました。

     日頃、子供たちがゲームしたり騒いでいる中で問題演習を行ってきたので、試験会場の雰囲気に圧倒されることはありませんでした。試験開始まで落ち着いて、ミスノートを確認したりしていました。

    試験開始

     1→4→5→2→3の順番で問題を解き進めましたが、4問、5問あたりを解いているさいに大きめの計算ミスをして時間をロスしてしまい、かなり気持ちが焦りました。とにかく必死に問題を解ききり、残り10分でケアレスミスがないかだけチェックしました。

     直前期はとにかくスコアを1点でも多く取りたい一心で、項目別に問題を解いていたのですが、試験と同じ流れと時間でもっと問題演習をしておくべきだったと思いました。試験会場で2時間、緊張しながら問題解くのと自宅で細切れで問題を解くのとでは全く違うからです。

     また、あきらめそうになったり、くじけそうになった時に気持ちを入れ替えるのは大事だなと思いました。私にとっては今回まさに安西先生の名言でした。「あきらめたらそこで試合終了ですよ…。」

    試験終了後

     ざっと答え合わせをして自己採点では65~75点くらいと予測していました。

     ケアレスミスが3か所もあって完全に落ちたと思ったのですが、何となくやる気がでなかったので、合格発表までは「財務3表一体分析法」を完読と、決算書をパラパラ眺めていました。

     合格・不合格ギリギリのボーダーラインではなく、余裕で合格したなと思えるラインを目指して勉強をしていたので、あと1か月ぐらい時間が欲しかったなと思いました。

    合格発表

     9時にネットで発表されるとのことでしたが、きっと落ちてるはずだからすぐ見なくても…と思いつつ、9時5分にはネットで確認してしまいました。結果は以下のとおりです。

    • 合計:77点
      • 問1:16点
      • 問2:14点
      • 問3:12点
      • 問4:16点
      • 問5:19点

     合格後、夫に報告したところ「良かったね。ネットで難しいって話題になってたね」と言ってくれました。また試験前に「次があるなんて考えちゃいけないですよ。今回合格しようと思って行かないと」と励まして下さった方に報告すると「おめでとう。次は1級だね!」と言ってもらいました。

     余談ですが、現在独学で1級に挑戦中です。まだ40時間を経過したぐらいなので何とも言えませんが、やっぱり1,000時間位勉強しないと何も見えないですよね。工業簿記から開始しておりますが、2級よりさらに複雑な計算が増えて奥が深く、面白いなと感じています。

    管理人から宏海さんへ追加の質問

     宏海さんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は総合原価計算・標準原価計算です。苦手な論点は連結・費目別計算です。

     問題を解いたさいに日付と点数を記録し、8割以上取れない問題は点数が取れるようになるまで繰り返し解き続けました。また苦手論点や点数が低めの論点については、同じような問題を集中的に解きました。

     連結はまとまった時間をとって演習を重ねましたが、他の問題と違い20点満点を取れたことがなかったので、部分点狙いに切り替えて基本部分の対策に注力しました。本試験では12点でした。

     宏海さんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えてください。
    ・方眼ノートに勉強した時間を塗りつぶして、勉強時間を把握する。
    (東大生でやっていた人がいたのでマネをしました。簿記の勉強は初めてだったので効率的な勉強はできませんでしたが、勉強をする経験を重ねる事でより上手く勉強できるようになると思ったので、勉強時間は常に意識していました。)

    ・毎週月曜日に改めて勉強方針を練る。
    (ざっくりとした学習計画はありましたが、シュラッター図や連結でつまづき、予想以上に時間をとってしまうこともあったので、週明けに現状を見てプランを立て直しました。)

    ・気晴らしにやる気がでるアニメをみる。
    (アマプラでスラムダンクと鬼滅を見てました!私は仙道が好きです!)

    管理人のひとことコメント

     宏海さん、簿記2級試験の合格おめでとうございます。また、素敵な合格体験記をご投稿いただきありがとうございます。

     仕事も勉強も「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)」のサイクルを繰り返し行うことが重要ですが、当初の計画をそのまま実行できる可能性は低いため、宏海さんのように定期的に計画を見直す必要があります。

     また、勉強時間を記録しておくと計画の見直し時に役立ちますし、モチベーションの維持につながります。宏海さんのように方眼ノートに記入してもいいですし、スマホの勉強管理アプリなどを使うのもおすすめです。いろんな方法を試して、自分に一番しっくりくるスタイルを見つけてください。

    宏海さんが使われた教材・電卓のまとめ

  • 第156回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.172

    工業簿記は90%を死守する!第2問・第3問は時間の使いすぎに気をつけて!

    • 投稿者:簿記大好きさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月

    はじめに

     私は2021年から社会人になる大学4年生です。入社する会社から簿記の取得を勧められたので、簿記2級を受験しました。大学では政治経済を専攻していますが、(簿記の受験を決めるまでは)簿記の知識はゼロでした。

     勉強期間は3か月、独学で簿記2級に一発合格しました。勉強しているときに簿記検定ナビを使用したので、合格体験記を書かせていただきます。

    学習の流れ

     私の簿記の勉強の流れは以下の通りです。

    1. Youtube「ふくしままさゆき」で簿記を理屈で理解する
    2. 「みんなが欲しかった簿記の教科書」で仕訳を覚える
    3. 「みんなが欲しかった簿記の問題集」で問題を解く
    4. 過去問・予想問題で、時間配分の感覚をつかむ
    5. 苦手なポイントをノートにまとめる

     以下でそれぞれについて詳しく書いていきます。

    1. Youtube「ふくしままさゆき」で簿記を理屈で理解する(試験90日前~60日前)

     「ふくしままさゆき」さんという方がYoutubeで簿記3級と2級の解説動画を出しています。この方は「なぜ、そうゆう仕訳をするのか?」という解説をしていたので、理屈っぽい私には相性が良かったです。

    2. 「みんなが欲しかった簿記の教科書」で仕訳を覚える(試験90日前~60日前)

     ふくしままさゆきさんの動画を見ながら、「みんなが欲しかった簿記の教科書」を読んで仕訳を覚えました。このテキストはコンパクトでイラストも多いので、仕訳暗記用として使っていました。試験を受ける前に、何十回も見直しをしたと思います。自分が苦手なポイントは付箋をつけて、すぐに復習できるようにしていました。

    3. 「みんなが欲しかった簿記の問題集」で問題を解く (試験60日前~30日前)

     教科書をある程度覚えたあとに、問題集を解きました。1周目は全然解けませんでしたが、2周目から少しずつ解けるようになりました。試験までに4周くらいしたと思います。

    4. 過去問・予想問題で、時間配分の感覚をつかむ(試験30日前~前日)

     試験の1か月前から過去問を解き始めました。過去問は12回分を解き、80点以下の回は2回解き直しました。過去問の成績が12回中10回合格だったので、気持ちに余裕が出てきました。過去問は時間配分と難問の見極めを特に意識して取り組みました。

     予想問題はTAC出版のを使いましたが、少し難しめに作られていて直前期には良い教材だと感じました。

     また、苦手なポイントやケアレスミスをまとめたノートを作成しました。簿記で一番恐いのがケアレスミスだったので、自分が間違える傾向を知るためにまとめました。

    まとめノート1
    まとめノート1

    まとめノート2
    まとめノート2

    使用したテキスト

    テキスト

    • みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級(TAC出版)
    • みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 商業簿記(TAC出版)
    • みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 工業簿記(TAC出版)

     フルカラーで図やイメージが多くて、暗記用としてよい参考書だと思います。またコンパクトなので、持ち運びしやすい点も好きでした。ただ「なぜこの仕訳になるのか?」という理屈が少ないのがマイナスポイントです。そこは、ふくしままさゆきさんの動画で補いました。

    問題集

    • みんなが欲しかった 簿記の問題集 日商2級 商業簿記(TAC出版)
    • みんなが欲しかった 簿記の問題集 日商2級 工業簿記(TAC出版)

     テキストとリンクした問題集です。難易度は過去問より少し易しいレベルだと思います。過去問を解く前のクッション材みたいな存在です。ただ工業簿記の解説に勘定連絡図が書かれていないのが、個人的なマイナス点です。

    過去問・予想問題

    • 第156回をあてる TAC直前予想 日商簿記2級(TAC出版)
    • よくわかる簿記シリーズ 合格するための過去問題集 日商2級(TAC出版)

     最近の簿記2級は難しいので、過去問は必ず解いた方が良いです。特に、TAC出版の過去問題集は、工業簿記の問題に勘定連絡図が入っているのでお勧めです。

     予想問題は時間がある方向けです。TACの予想問題は難しいので、良い練習になると思います。

    その他

    • Youtube(ふくしままさゆきチャンネル)

     この方の動画の良い点は、できる限り、簿記を理屈で解説している点です。簿記の参考書だと「こうゆう場合は、こうゆう仕訳をします。覚えてね。」という説明が多いですが、この方の解説は「なぜ、そうゆう仕訳をするのか?」という点にフォーカスされています。ただ、動画の時間が長いため、短期で簿記2級を取得したい方には向かないかもしれません。

    試験日1日の流れ

    10時 起床

     試験は13時30分なので、遅めに起きました。

    11時 朝食

     昼食をとらない予定だったので、朝食にうどんを食べました。

    12時 自宅を出発

     忘れ物がないか確認をしました。電卓を忘れると最悪なので、念入りに確認しました。

    13時 試験会場に到着

     事前に試験会場の下見をしていたので、特に迷うこともなく到着しました。時間に余裕がある方は下見をオススメします。試験開始直前にトイレを済ませました。

    13時30分 試験開始

     特にトラブルもなく、良い緊張感で試験に臨めました。過去問演習の時から【4→5→1→3→2】で練習していたので、本番も同じ順番で解きました。

     工業簿記の問4と問5は教科書レベルで、20分で終わりました。問1もそこまで難しくなかったので安心しました。問2と問3は難しかったので、途中で止めて、問1・4・5の見直しに入りました。すると問4で計算ミスをしていたことに気が付きました。

    15時30分 試験終了

     正直、手応えはありませんでした。特に問2と問3の計算量が多く、計算ミスをしていたらヤバイかも…と思っていました。試験終了後にtwitterを開いたら「簿記2級」がトレンド入りしていて驚きました(笑)

    19時 自己採点

     TAC・大原・ネットスクールの解答速報をもとに自己採点しました。結果はTACと大原が80点、ネットスクールが78点でした。

    結果

     当日まで、結果にドキドキしていましたが、無事合格していました。大問ごとの点数は以下の通りです。

    • 合計:80点
      • 第1問:16点
      • 第2問:10点
      • 第3問:14点
      • 第4問:20点
      • 第5問:20点

    これから簿記2級受ける方に向けたアドバイス

     最後にアドバイスを3点ほどしたいと思います。

    1. とにかく工業簿記は90%を死守する。

     簿記2級の過去問を13回分(予想問題も合わせると18回分)解きましたが、「工業簿記を制する者が簿記2級を制する」というのが私の結論です。

     少なくとも過去4年間、工業簿記で難問が出題されたことはありません。商業簿記で難しい問題が出たとしても(※151回や153回など)、工業簿記で90%取っていれば合計で70点以上を取ることは容易です。

     工業簿記の勉強としてオススメしたいのが「勘定連絡図を書くこと」です。これは時間がかかって面倒くさいですが、必ず点に結びつきます。TAC出版の過去問題集には、すべての解説に勘定連絡図が書いてあるのでオススメです。

    2. 問1の仕訳問題で落とさない。

     問1の仕訳問題は1問4点なので、これを落とすと一気に合格から遠ざかります。仕訳問題の対策は直前期にやりましょう。簿記検定ナビが出している「重要仕訳TOP100」もオススメです。

    3. 問2と問3は部分点狙い!時間を使いすぎない!

     最近の簿記2級は問2と問3が難しい傾向にありますが、難しくても8点~10点ぐらいの部分点は取れますし、逆に時間をかけすぎて他の問題を間違えていたら本末転倒です。

     私は今回の問2を半分しか解きませんでしたが、代わりに他の問題の見直しに時間を割きました。自分が解ける問題を探して解きましょう。その見極めをするには過去問演習が必須なので、直前期にはぜひ過去問を120分で解いてみてください。

    おわり

     まず、独学の私にとって簿記検定ナビは非常にありがたかったです。運営者の田口さん、ありがとうございました。

     簿記に限らず、何かを達成するためには(1)計画、(2)モチベーション、(3)環境が大切だと思います。

     (1)の計画は自分の性格に適した勉強計画を立てることが大切です。私は理屈っぽい&問題を解きながら覚えたいという人間なので、それに合わせてテキストを買いました。これから受ける方も、自分の性格や確保できる勉強時間などを鑑みて、勉強計画を立てることをお勧めします。

     (2)のモチベーションは、「なぜ簿記2級を取りたいのか?」ということを言語化することが大切です。私は毎日、紙に書いていました。(3)の環境ですが、私は簿記2級を受ける友達と一緒に勉強していました。

    管理人から簿記大好きさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     勉強に使った電卓は「SHARP製 学校用電卓 EL-G37 (12桁)」です。TAC出版書籍販売サイトで直接購入したので、少し安く買えました。
     簿記大好きさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意論点は工業簿記全般です、勘定連絡図を繰り返し書いたので得意になりました。苦手論点は有価証券と連結会計です。教科書や問題集を何回も見て、苦手を克服しました。

    管理人のひとことコメント

     簿記大好きさん、簿記2級試験の合格おめでとうございます。また、素敵な合格体験記をご投稿いただきありがとうございます。

     簿記大好きさんの合格体験記の中で、受験生の皆さんに一番参考にしていただきたいのは「工業簿記を勉強するさいには、常に勘定連絡図を書くこと」という点です。

     工業簿記の理解を深めるためには、商業簿記以上に勘定の流れを正確に把握する必要があります。問題を解くさいは、常に頭の中で勘定連絡図をイメージし、今、どの段階のどの部分の処理が問われているのかを考えるクセを付けましょう。

    簿記大好きさんが使われた教材・電卓のまとめ