寝る直前に簿記の勉強をして、記憶力をアップさせよう!

  • 投稿者:こころっちさん
  • 勉強形態:独学
  • 受験回数:2回
  • 勉強期間:約1か月半

はじめに

 2度目のチャレンジで合格しました。元々経理関係の仕事に携わっており、4年前には3級を独学で取得。その際同時に2級も受けましたが惨敗。仕事や家事の忙しさで勉強は全くしていませんでした。しかし、去年の年末辺りに、もしかしたらリストラかも…という状況になり2級だと就職活動に有利!と思い、再度勉強しました。勉強し始めたのが、年明けです。

 正直無謀なチャレンジと思いましたが、職場の上司の許可を得て、仕事に余裕のある時は勉強させてもらいました。平日は仕事で休日も家事。スクールに通う時間的・金銭的余裕もありません。さらに安くはない受験料…(苦笑)この回の受験を逃したらもう勉強する時間は取れない、受験料を無駄にするな!就活がかかっている!絶対一発合格してやる!という覚悟で勉強を始めました。

 しかし、2級はそんなに甘くないと分かっていたので、時間が無い中で合格した人の勉強法を知りたいと、ネットを探していたら簿記検定ナビの合格体験記に出逢いました。すると、独学で短期間の勉強で合格している人を発見!この体験記がやる気に大きな追い風となりました。オススメのテキスト・問題集もこちらで調べました。

教材について

  • テキスト・問題集

 テキストは「サクッとうかる日商簿記2級」の商業・工業簿記。選んだ理由は、3級取得の際に、人より理解するのに時間のかかる私が見やすい!と感じたからです。

 ただ、2007年に購入したものを使用。最新版を買う余裕もなく、要点・語句を覚えたらあとは問題集をひたすら解こう!と考えたのです。正直危険なカケですよね。昔のものを使うのはあまりおススメはできません。

 このテキストに加え、同シリーズの「トレーニング」(これは本当に初歩的な問題が多いと思います。私は人よりも理解するのが遅いので基礎を頭に入れるにはいいと思います。)を併用しました。

 正月明けから2週間位はテキスト+トレーニングで基礎を詰め込みました。時間がないので、まずは基礎知識を頭に入れて、あとは問題を解きながらしっかり覚えようという考えだったのです。そして1月後半からは、以下の問題集をひたすら解きました。

  • 過去問

 「合格するための過去問題集日商簿記2級」は、簿記検定ナビでオススメしていたものです。試験の3週間前までは、この問題集をひたすら解きました。こちらは問題の量がとにかく多いので、様々なパターンを勉強出来ました。

 解説も分かりやすく、間違いやすい箇所・試験に出やすい個所も教えてくれます。この問題集で自分の得手不得手がハッキリと分かり、そこを中心に勉強できたので非常に助かりました。間違ったところは解けるまでおそらく5回以上はやりました。一日に工業のみやると商業の知識が少し消えてしまうと考え、工業をメインにした日でも商業の問題を1個は解くようにしました。

  • 予想問題集

 「ラストスパート模試 日商簿記2級」も簿記検定ナビのオススメでした。私はとにかく勉強時間が短い中の受験だったため、いかに効率よく勉強するかが大きなポイントでした。

 この問題集には数パターンの学習日程が載っており、私はこの日程に沿って学習内容を決めました。試験の3週間前からは、このラストスパート(ラスパ)を主に使い、その中に過去問題集の不安な問題も加えてとにかく解きまくりました。

 ラスパは、実際の試験時の問題用紙と同じ紙・書き方の模試です。試験に出る第一予想からウラ予想まであり、試験1週間前までは工業・商業 と分けて時間を測って解き、1週間前は本試験のように時間を測りながら通して解きました。必ずしもラスパが的中するわけではないと思うのですが、私はとりかかる時間が遅かったのでこれにかけました。

 そして苦手な問題も徹底的に取り組みました。さらに、このラスパには単語カードのように携帯できる切り取り式の問題もあります。これは携帯し時間があったら見る・解くを行っていました。以上、試験直前まで上記をフル活用しました。

工業簿記の壁にぶつかる

 2級を受けるにあたって、最後まで苦労したのは工業簿記です。知識ゼロから勉強でした。途中、なんて無謀なチャレンジだったのだろうと挫折しそうになったけど、全国に頑張ってる仲間がいる!家族が家事を代わってくれてまで協力してくれてる!と気持ちを奮い立たせ勉強しました。

 くじけそうになると、こちらのサイトの合格体験記を読み、勇気をもらいました。短期間でも合格した人がいる!というのは大きなはげみになりました。周りには簿記を受ける知り合いは全くいなかったのです。管理人様にも相談させて頂きました。ありがとうございました!

 商業はある程度分かっていたので、プラスの知識を加えるだけでしたが、工業は単語を覚えるのに本当に苦労しました。30歳を過ぎてこんなに必死に勉強するなんて思ってもみませんでした。初めて聞く言葉が多く、私は単語・数式で苦手なものは大きく紙に書き、トイレや部屋に貼ったり、寝る前には必ず苦手な問題を復習し、ラスパの携帯用カードを全てチェックしました。

 そして、試験日がどんどん近づき、少し自信が持てるようになったのは2週間前です。苦手だった工業簿記がハッキリと理解できるようになったのです。これは本当に嬉しかったです。そして、これを機に絶対合格する!という気持ちを改めて持てました。

勉強する上で気をつけたこと

 今回はとにかく問題を解きまくりました。解きながら、分からない事はテキストを開き、覚えながら解く…という感じでした。勉強し始めた時にテキストの内容をただ詰め込んでしまった、というのが失敗だったと思います。

 なので知識のあった商業は比較的解けましたが、工業はテキストをやったはずなのに、いざ問題集を解くとほとんど忘れていて解けないのです!やはりしっかり意味を理解しないとだめだと思い知らされました。

 そして、いかに限られた時間の中で要点を拾うか?も重要だと思いました。私はじっくり読まずに、ばーっと見て「あぁこれか!」と早とちりし、勘違いした答えを書いてしまうクセがあったようで、集中力を長時間保つことにも苦労しました。そして、間違った問題は何度も書いて覚えました。

図書館を有効利用

 私は土日が休みのため、近くの図書館に朝から閉館までこもり勉強しました。家にいると様々な誘惑に負けてしまいそうなので。図書館は学生・社会人も多く、様々な勉強をしている方がいたので、こちらも頑張ろうという気持ちがより一層もてたと思います。集中力に欠ける私は一人だと絶対ダメだと思い、この勉強法を取りました。結果的にはこれは大正解でした。

 そして願掛けではないですが、合格するまでは禁酒!を貫きました。1週間前からは、午前(3級の開始時間)・午後(2級の開始時間)に合わせて、ラスパの問題を本試験と同じ感覚で解きました。なので一日に試験を2回受ける…という感覚で勉強しました。

内定ゲットでやる気とプレッシャーが急上昇

 試験勉強中の1月末頃、就職の面接があったのです。この企業に履歴書を送る際に「2級取得のための勉強中」と記入していました。実際、面接時にはこの点に注目されまして…独学でなんてすごいね!と言われました。そして2月中旬に内定の連絡を頂いたのです!

 この企業で私が担当する業務は、正に簿記の知識がないと出来ない仕事でした(決算・仕訳伝票等々)もし2級に落ちても「内定取り消し」なんて事はなかったと思いますが、この内定が益々やる気を起こさせ&絶対合格しなきゃ!というプレッシャーにもなっていました。

試験日当日の1日の流れ

  • 試験開始前

 当日はいつも通り6時過ぎに置き朝食を取りました。そして開館と同時にいつもの図書館へ行き、ラスパの当日の過ごし方に書かれていた「得意な問題を1つ解く」を実行しました(私の場合は精算表です)

 これは本当は試験会場でやる事と書いていたのですが、当方が受験する会場の開場時間は30分前だったのです。これでは問題は余裕を持って解けないため、午前中に解きました。プラス苦手な問題を復習しました。

 そしていざ会場へ!開場が試験開始の30分前なので、12時には軽く昼食を取り(眠くなると困るので)ました。とてもいい天気でしたが、(前回も冬の受験だったのですが、会場内が結構寒かったので)、電卓を叩く指のためにカイロを持参しました。

 会場は数人しか来ておらず、しかも予想を反して少人数の受験者数のようでした。トイレを済ませて席に着き、自分なりにまとめた要点のノートをじっくり読みました。もちろん指鳴らしのための電卓を叩くこともしました。

 そして、人が入ってきても周りは一切見ないようにしました。見てしまうと、こんな方が受けるのかと変なプレッシャーになってしまう気がしたからです。

  • 試験開始

 練習通り、まずは一通り問題に目を通しました。すると…ギリギリまで苦手といしていて直前でやっと理解した「標準直接作業時間」が!!正直、この問題を見た時点でショックを受けました。が、やるしかない!と第1問→4→5→2→3の順で問題に取りかかるべく、まずは1問へ。

 仕訳はなんとかクリア出来ました。出ないでくれ!と願った割賦売上が見事に出ましたが何とか解答しました。仕訳は予定配分の時間よりも早く解けました。しかし、周りの紙をめくる音(おそ らく次の問題に取りかかってるであろう音)が多く聞こえてきます。しかし、集中してやろう!と深呼吸。

 そして4問へ。これは工業でも得意とする分野でした。こちらも予定時間ギリギリでしたがクリア。そして、いよいよ5問へ。前日にもやった問題を思い出しながら、深呼吸をして取りかかりました。が、やはりつまづきました。

 最後まで苦手だった直接労務費差異の数字が明らかに大きすぎるんです。どんどん時間だけが過ぎていきます。他の受験者の次のページへ進む音も多く聞こえてきます。この焦りは今でもハッキリ思い出せます(苦笑)でも持ってる知識を振り絞り、なんとか空欄を作らずに2問へ。

 これも得意とする試算表なので、ここで点をかせがなきゃ!と冷静に解くように心がけました。この時点で予定配分の時間は大幅に過ぎていました。最後に見直す時間がないかも?という時間です。そして、いよいよラストの3問へ。

 本支店会計も落ち着いてやれば正解率の高い問題だったんです。よし!大丈夫!とサクサク解いていると…表がほぼ完成に近い頃におかしい事に気付きました。私は、本支店合計の合併財務諸表だと思いこみ計算していたんです!!愕然としました。一瞬頭が真っ白になりました。残り時間も本当に少なかったんです。5問で時間を取り過ぎたため…。諦めるしかないか??と泣きたくなりました。

 しかし、今までの努力(自分で言える位今回勉強を頑張ったのです)を無駄にしたくない気持ちで、消しゴムで解答を全て消し、再び取りかかりました。なんとか試験終了数分前に解き終え、最後まで引っかかっていた第5問の(3)標準消費量を見直す事ができました。

  • 試験終了後

 試験前の、大丈夫!という自信はなんだったんだろう?甘く見過ぎていたのか?もっと他の問題集もやっていればよかった。そして、あんなに家族や上司に協力してもらったのに…という後悔でいっぱいでした。本当に泣きたくなりました。でも、諦めずに最後まで取り組んだ、これで落ちたらしょうがない!落ちたら次回受けよう!という複雑な気持ちで会場から出ました。

 試験が終わったらまずやろうと決めていたのが、愛車の洗車でした。絶対受かってやる!という気持ちで来てたのが、まさかの予想外な問題の出題に当たるとは…しかし、スッキリしたいと思い、しっかり洗いました。ピカピカになった車で帰る途中、協力してくれた家族にお礼の意味を込めてケーキを購入。お礼はちゃんと伝えましたが、試験の事はあまり話さず寝ました。

 しかし、まさかの合格!!泣きました!!奇跡だと思いました!諦めずに解いて本当に良かったです!!

管理人からこころっちさんへ追加の質問

 今回、勉強に使われた電卓・教材は他の方にもおすすめ出来ますか?
 電卓は10年以上使用しているもので、「CASIO JS-10K」です。キーが軽いのがとても打ちやすいです。そして、力強く叩いてしまう私にはあまり周りに迷惑をかけないですむ、お気に入りの電卓です。

 しかし、簿記検定ナビでもオススメしていた「CANON 卓上電卓千万単位シリーズ 12桁 HS-1210TU 」を職場の人が持っており、使用しましたが、人気があるのが分かります。少々大きいかな?と思いますが、打ちやすいですね!アマゾンだと価格も安いので、壊れたらこちらを購入しようかなと考えています。

 教材は、テキスト「サクッと受かるシリーズ」は初心者や、文字の多いのが苦手な人にもオススメです!!3級からこのシリーズを使っていますが、独学でも理解できる内容だと思います。もちろん試験となると、応用も必要ですが…他のも見ましたが、やはりこのシリーズが、文字も少なく、図解が分かりやすい!そして、「重要・超重要」と要点を的確に明記しており、時間のない私にはピッタリでした。

 そして、このシリーズのトレーニングですが…基本中の基本の問題が多いです。本試験に対応する問題もありますが、量が少ないと思います。試験までたくさん時間のある方向けかと。このトレーニングで基礎を身につけて、様々な問題集に取り組むとバッチリではないでしょうか?時間が無い方はトレーニングを省いた方がいいと思いました。

 過去問・ラスパは結構オススメ出来ます。過去問は、問題に慣れるにはいいです。過去問も多く載っていますし、答案用紙には、各問いごとに点数を記入できる欄もあります。そして、少しですが予想問題もあります。

 しかしラスパは4回分しかないので、時間のある方はもう一冊予想問題集があるといいと思います。実際私は、ラスパの予想問題(過去の的中率が80%位だったもので)に頼り過ぎて、本試験の予想外の問題にてこずりました。

 問題の聞かれている内容は分かったんです。もっと自分に解答力がついていれば90点以上は取れたと思っています。本当にこれは悔しかったです。(合格したから言えるんですが…)しかし、ラスパは実際のものと同じ紙、大きさなので当日緊張しなくて済みました。こちらは試験に臨むには役にたちました。

 ラスパカードの具体的な使い方を、もう少し詳しく教えてください。
 こちらは主に試験に出やすい問題が載っていました。しかし、私には問題数が足りなく、画用紙をカードと同じ大きさに切り、間違いやすい問題、語句のカードを作り、挟みました。

 ポケットサイズなので、起床後、就寝前、休憩時間等とにかく時間があったら開く癖をつけました。そうする事で常に簿記を頭の中にある状態にしないと絶対合格できない!と思ったからです。

 完璧になった問いのカードは破棄し、苦手な問いのカードを作る…という作業を繰り返し、試験近くになるとかなり薄いカードの綴りになっていました。

 ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
 私はネットか何かで「簿記の勉強は1日休めば、それを取り戻すのには3日かかる」という言葉を見つけ、くじけそうになるとその言葉を思いだして勉強しました。これがずっと頭に残っています。こんなに頑張って覚えたのをまた3日もやるのか?と自分を奮い立たせました。でも実際その通りだと思います。おととい完璧だった問題が一日別の問題をやり、再度取り組むと忘れているんです。

 社会人の方、主婦の方…勉強する時間が取れない方もいると思いますが、そんな時は1問でも、テキスト1ページでも開く事を絶対おススメします。毎日簿記にふれる事で勉強が楽しくなりますよ!そして、就寝時の布団に入ったあとに、苦手な問題や覚える語句などを頭に入れると結構忘れませんでした。

 私は試験間近でやっと合格点に達しました。本試験ではないけれど、やれば出来るんだと自信がつきました。何度も間違った問題を解けた時の感動はものすごかったです。勉強は自分との戦いだなと痛感しました。

 正直、仕事をして家事をしながらの勉強は体力・気力ともに辛かったです。しかし、この1回に掛けるんだ!という信念を持って勉強しました!しかし、一人では絶対無理でした。こちらの合格体験記にとても励まされたのです!

 独学で、しかも1ケ月半弱という状況での受験は無謀だと思いました。しかし、人一倍努力しなければいけない私でも取れたんです。2級を持っていれば今後の人生で役にたつと思うんです。今、勉強する時間は一生のうちのたった数ケ月だと考えると頑張れました。

 そして、試験後に自分にやるご褒美も考えて勉強しました(私の場合は、試験が終わるまで禁酒!だったので、終わったら思いっきり飲むぞ!というご褒美です)

 あと、上と重複してしまいますが、とにかく問題を解くことが大事です!数をこなす事で、時間はかかっても最後には絶対理解出来るし、応用にも対応できると思います。

 そしてわからない問い、語句はその場で必ず復習すること。後回しにすると何を間違ったのかさえわからなくなると思うんです。私の場合、試験3週間前までは1週ごとに工業・商業を交互に勉強したので、分からない度に1つの問いで立ち止まっていたので更に時間がかかり、予定日数をオーバーしましたが、そのあとでなんとか取り戻しました。

 そして、試験日が近くなったら時間を測って解く。各問題の時間配分を決めるのは大切だと思います。試験と同じ時間に予想問題を解くのもやっておいたほうがいいと思います。

 最後に、睡眠時間は削りすぎないこと。集中できなくなったら、一休みして再度勉強すること。私は寝る時間を削らないといけない位の短期間勉強だったのですが、夜はやはり眠いのです…。

 そんな頭で勉強しても入りませんし、覚えないという事を痛感しました。そんな時は次の日に30分早く起きて、その30分を勉強にあてたり、昼休みに勉強したりしました。

 今後は簿記2級をどのように活かす予定ですか?簿記1級や税理士などの上位資格に挑戦される予定はありますか?
 4月より諸事情のため転職します。転職がなければ、時間をかけて1級を受験…という気持ちもありましたが、今度の職場は介護の簿記の知識が必要なので、日商簿記検定はもう受けないと思います。

 ただ、転職によって初めて知りましたが、介護の簿記の資格もあるそうなので、こちらは必ず受けます!1年後位には中級、いつかは上級にもチャレンジしたいと考えています。

管理人コメント

 こころっちさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!こころっちさんは、試験会場に携帯カイロを持参されたとのことですが、特に冷え性の女性の方は忘れずに持っていったほうが良いと思います。

 11月試験・2月試験については、よっぽどのことがない限り暖房をつけてもらえると思いますが、指先が触れる机などは冷たくなっていますので、指先を温めずに電卓を打とうとするとどうしても手がかじかんでしまいますので気をつけてください。

 あと、寝る前に苦手な問題・処理方法を復習するというのもとても良い方法だと思います。人間の脳は起きている間に覚えたことを、寝ている間に短期記憶から長期記憶に移行すると言われていますが、寝る直前に覚えたものほど長期記憶に移行しやいすいとのことですので、こころっちさんのように寝る前の10分、15分を有効利用してください。

こころっちさんが使われた教材や電卓のまとめ