勉強は楽しんだもん勝ち!「学習」ではなく「楽習」しましょう!

  • 投稿者:あゆみさん
  • 勉強形態:専門学校(通学)
  • 受験回数:1回
  • 勉強期間:約7か月

はじめに

 私は、28歳会社員(女性)です。都内で事務職をしています。昨年の4月に受付窓口担当から総務会計に異動になりました。上司の勧めで簿記3級を独学で勉強し、昨年11月に受験・合格いたしました。

 それ以上の能力は上司から求められたわけではなかったのですが、私自身が簿記の勉強を面白いと感じるようになり、簿記2級に向けて勉強しようと決意し管理人様と同じ簿記学校に入学しました。簿記3級を勉強しようと思ったときに簿記検定ナビを知り、簿記学校の無料セミナーに参加したのがきっかけです。

勉強方法について

 週2回、平日夜間に勤め先から電車で2駅のところにある学校に約7カ月通いました。夜19時から2時間40分です。基本講義は週2回ですが、振替・重複講義も多いに活用した為平均すると週4回は学校に通っていました。

 ただ授業を受けるだけでは知識が全く身につかないので、復習が重要でした。講師からも「予習より復習!」と度々言われた為、復習として問題集を解き次回の講義で確認テストを行う、という流れを着実にこなしました。

 「授業を受ける→問題集を解く→特に分からないところは自分でノートにまとめるもしくはテキストをもう一度読む→重複講義に参加する→授業で確認テスト」というサイクルを約5か月間続けました。

 直前期になると、講義もまとめに入り、答練(問題に答える練習)を繰り返しました。これまであまり質問しなかった私も、いよいよ分からないところが出てきて毎回講師に質問する状況でした。この直前期にあきらめずに食らいついたことで、最初の答練で20点代を打ち出した私も最後は80点代をコンスタントに出すことができたと思います。

勉強時間について

 合計勉強時間は400時間強です。自分で400時間勉強すれば、受かる!と思い目標を立てて勉強しました。また簿記検定ナビ勉強予定表を簿記3級から引き続いて愛用していました。(本当に助かりました。管理人様に心より感謝申し上げます)

 最初は毎日最低30分は勉強しようと意気込んでいましたが、全く勉強しない時期もありました。理由は…勉強に飽きたからです。最初に工業簿記ばかり勉強していた為、飽きてしまい何日も勉強しない日がありました。

 商業簿記を勉強するようになってからも、はっきり言って商業簿記は「つまらない」と感じる講義が多く、かなりマンネリ気味になっていたように思います。ただ、一度決めたことは絶対やり通す、絶対受かる!!と自分に言い聞かせ、簿記検定ナビにもお世話になりました。

 結局、直前期に毎日4時間以上勉強するようになり、忘れていた知識を一気に取り戻した感じです。このやり方は2級では通用しましたが、1級では通用しないと思いますので、やはり基礎固めの時期にこつこつ着実に問題集を解くことを大切にしようと思います。

メンタル面について

 簿記3級は独学、簿記2級は通学で学習した経験から言わせて頂きますと、試験勉強は結局は自分との戦いです。独学でも通学でも、最後は諦めそうになったり弱気になっている自分に勝たないといけません。仕事が忙しくて勉強できない、などと言い訳をしているうちは合格できないと思いました。

 これまでも他の資格を独学で取得してきましたが、”これは!!”と思う資格は、プロの手を借りて賢く取得するのが宜しいと思います。プロの講師は、勉強方法や解答テクニックのみならずメンタル面もアドバイスしてくれます。

 また学校では、思いがけない出会いもありました。ただ通っていただけなのに2人も友人が出来、共に励ましアドバイスし合い、気付かされることもたくさんありました。一期一会の出会いが、こんなにも自分に良い影響を与えてくれたことに心から感謝しています。

 今回の講師・友人との出会いが私の合格を後押ししてくれたことを締めくくりとして皆様にお伝えし、報告を終えたいと思います。

試験日の1日の流れ

  • 8:00

 起床。

  • 9:00~11:30

 某有名簿記学校の公開模試の解き直し・見直し

  • 11:30~12:30

 昼食、最後の持ち物チェックをして出発(簿記検定ナビでも教えてくれていますが、受験票&羽織るもの&予備の電卓&筆記用具&耳栓&腕時計は要確認です)

  • 13:00

 試験会場到着。まずお手洗いへ。意外と混んでいないことに驚く。着席し、周囲を見渡し深呼吸。持参した苦手ノートに目を通すも緊張であまり頭に入らない。

  • 13:25

 再びお手洗いへ。やはり混んでおらずすんなり済ます。

  • 13:30~16:00

 簿記2級試験スタート。説明を受けている最中に耳栓をする。解答用紙が配られ、ある程度問題の検討をつける。かなりドキドキしてきた。試験開始の合図とともにA4用紙を半分に折る。14523の順に解答する。第1問で、仕訳が難しく感じ、3問ほど手つかずのまま第4問・第5問へ。

 幸い、第4問・第5問はあまりにもあっさりすぐ解けてしまった為に手が震える。何度も電卓をたたき直してしまう。間違いが見つからず、第2問へ。第2問は、ぱっと見て時間がかかると感じたが、着実に解けば大丈夫と確信し確実に解答。ここで第1問に戻り、分からなかった仕訳を解答。

 第3問は、第4問・第5問の電卓たたき直しで時間をとってしまったせいで30分くらいしか残っておらず、かなり追い立てられた気持ちで挑む。結局最後まで解答できず終了。耳栓をしたお陰で周囲の電卓を打つ音に煩わされることはなかったが、試験官の言っていることが良く聞こえず、途中焦るも自分の中でスルーさせる。

  • 16:00~16:30

 前述した友人と互いの手応え報告し合う。工業簿記があまりにも素直にできてしまったので、何かひっかけに合わなかったかと不安でいっぱい。

  • 16:30~17:00

 某有名簿記学校の簿記2級解答速報会に参加。自己採点で80点(工業簿記は満点)と分かり1級に向けて勉強しようと決意する。

  • 17:00~17:30

 某有名簿記学校の1級セミナーに参加。

  • 17:30~(おまけ)

 帰りの電車を待っているホームで一人小躍り。半年以上も私の勉強を支えてくれた家族に、自己採点報告と感謝のメールを打つ。

管理人からあゆみさんへ追加の質問

 今回、利用された専門学校(大原)に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
 点数をつけるとしたら…80点です。他の方にもおすすめできます。
 今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
 SHARPのEL-G34です。この電卓は、たたく音もうるさくなく、使いやすくおすすめです。
 あゆみさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
 難しいご質問です。というのは、最初は得意な論点であっても、応用問題を解くうちに苦手意識を持ってしまったり、苦手だと思っていた論点を克服しようとして何度もテキストを読み返したりノートにまとめたり問題を解くうちに得意になったからです。以上を踏まえて、最初から最後まで得意な論点というのは、なかったように思います。

 苦手だと思っていた論点は、商業簿記では社債(特に買入償還、満期償還)、吸収合併、特殊売買(特に荷為替、未着品、受託委託販売)、債務保証などで、工業簿記ではCVP分析、工程別原価計算、仕損減損、製造間接費の差異分析、総合原価計算などです。

 苦手な論点を克服するために、前述したとおり何度もテキストを読み返したりノートにまとめたり問題を解き直しました。苦手な論点を克服するための本番試験までの時間があまりなかった為、平日仕事が終わってから毎日夜中の0時から3時くらいまで苦手克服の為の時間を作りました。朝型勉強にしたかったのですが、どうしても朝早く起きられませんでしたので諦めて夜中勉強しました。

 ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
 好きこそものの上手なれ、と言いますが「勉強を楽しんだもの勝ち」だと思います。苦手だと感じたり嫌だなあと思う分野が出てきたらとにかく分かるまで繰り返しテキストを読んで、ノートを作って、問題を解いて下さい。もしそれをやるのがいやだったら、一度その分野からは距離を置いて別の自分が好きな分野に取り組んでみて下さい。

 不思議なことに、自分に余裕が出てくると、苦手克服欲求が出てくるものです。今回の私の勉強の仕方は、基礎インプット期にコツコツ勉強し、直前期にモーレツに勉強しました。

 基礎インプット期に、もっとコツコツ勉強していれば(もっと多くの問題を解いていれば)直前期にモーレツ(毎日4~10時間勉強)にならなくても済んだかもしれません。もしくは、もっと高得点が狙えたかもしれません。ですので、皆様には是非基礎インプット期を大切にして頂きたいと思います。

 具体的にはテキストを読んだら(もしくは講義を受けたら)その3倍の時間は問題解答時間にあてて下さい。(例:3時間講義を受けたら、9時間かけて復習する)1級に行ったら、私もそうしたいと思います。復習が、非常に大切です。

 また社会人の方は勉強時間に困ることもあるかと存じますが、そこは是非頑張って下さい。朝型の方なら平日は5時に起きて2時間勉強するとか、夜型の方なら私のように夜中の0時~3時まで勉強するとか、とにかく自分に厳しく且つ無理のない程度に勉強して下さい。(でも勉強しない日も作って仕事に趣味に充実させて下さいネ そこは臨機応変に)

 そして、「合格できたら、○○するんだ!!」と自分に必ずご褒美を用意してあげてモチベーションを保って下さい。(ちなみに私は2級に合格できたら、1級も勉強できるんだ!!と強く意気込んでいました。なぜなら勉強が面白くなっていたからです)

 最後に当日の試験についてですが、私は工業簿記(第4問・第5問)についてすんなり出来てしまいました。あまりにも素直にできたので、何度も電卓をたたいたり問題の読みなおしをして時間をかけてしまい、第3問まで時間がまわりませんでした。(結果として工業簿記は満点でした)

 一回で答えが出たら、次の問題に取り掛かりましょう。私の場合、自分に自信がなさすぎて不安になり、何度も解答用紙に消しゴムを使いそうになりました。そしてその自信のなさ、不安な気持ちというのは、ひとえに基礎インプット期の問題練習の少なさにあると思いますので是非皆様には基礎問題練習を大切にしていただきたいと思います。

管理人コメント

 あゆみさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!今回、合格体験記を編集していて「あゆみさんは、1級の合格も早いだろうなぁ」と率直に思いました。「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、あゆみさんのように「簿記を楽しんで勉強できる人」はあっという間に合格ラインに達して、あっという間に合格していきます。

 あゆみさんは、大原に通学して簿記の勉強をされたとのことですが、通学受講の一番のメリットは同じ目標を持つ人たちに出会えることだと思います。互いに切磋琢磨して勉強し、分からないところは質問して、逆に分かるところは教えてあげる…資格試験は、最後は自分自身との戦いになるからこそ、勉強仲間の存在は大きいと思います。

 よって、勉強を始める際には金額面だけを考えるのではなく、こういった副次的なメリットも考慮した上で勉強形態を選択することをおすすめします。個人的には、お金に余裕があるのであれば、やはり通学受講が一番だと思います。

 あと、試験中の耳栓に関して、あゆみさんもおっしゃっていますが、周囲の電卓音は気にならなくなるというメリットがありますが、同時に、試験官の指示が聞こえなくなるデメリットもあります。試験官の指示は聞こえなくても特に問題ないと思いますが、終了の指示を聞き落とすとエラいことになりますので、その点には気をつけてください。

あゆみさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 教材:資格の大原の教材
  • 電卓:SHARP EL-G34
  • 上記の各リンクをクリックすると、詳細ページに別窓でジャンプします。