Webで情報収集し、OneNoteでまとめる!使えるものは何でも使おう!

  • 投稿者:otteiさん
  • 勉強形態:独学
  • 受験回数:1回
  • 勉強期間:約4か月

はじめに

 簿記の知識は全くなく始めました。転職せざるを得ない状況になり、履歴書がさみしかったので「資格でもとってみるか」と思ったのがきっかけです。

 2年前くらいに、「簿記の資格でもとってみれば?」と知り合いから勧められたことを思い出し、なんとなくテキストを買って読んでみると、結構面白かったのでそのまま勉強を続けていました。

3級使用テキスト

  • 成美堂出版 超スピード合格!日商簿記3級 テキスト&問題集
  • 成美堂出版 ドンドン解ける!日商簿記3級 過去問題

2級使用テキスト

  • 成美堂出版 超スピード合格!日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集
  • 成美堂出版 超スピード合格!日商簿記2級 商業簿記 実践問題集
  • 成美堂出版 超スピード合格!日商簿記2級 工業簿記 テキスト&問題集
  • 成美堂出版 超スピード合格!日商簿記2級 工業簿記 実践問題集
  • TAC ’13 2月検定対策 合格するための過去問題集
  • TAC 網羅型完全予想問題集

 テキストは特にこだわりがあったわけではなく、どういうのがいいか調べてもなかったので最初に目がついたものをなんとなく買っていました。一つ一つの説明が分かりやすいとは思います。

 たまたま買ったTACの過去問についていた問題を解いているうちに、成美堂のものは出題範囲を網羅しているわけではなく、合格点レベルまではもっていけるけれど、実践問題集の内容も応用問題はなく基本的なものばかりなので、安定して高得点を取れるようにはなれないかな、と感じました。

 それと最新の出題範囲には対応していないようです。なのでTACの網羅型の予想問題集を買ったのですが、なかなか良問が多いと感じ、満足できました。

使用電卓

  • SHARP EL-N36X

 3級の勉強をしているときは、持っていたCASIOの手帳タイプの小さい電卓を使っていました。しかし、キーを打った時の反応も悪いし、打ち間違いも多く早打ちが出来ないので、2級の勉強を始めるにあたって、ちゃんとやるにはやはり少し大きめの方がいいだろうと思い、いろいろとネットで検索しました。

 そこで簿記検定ナビ管理人さんおすすめの電卓を参考にして、いくつも電気屋を回ったのですが、あるところは品ぞろえも非常に多く、それらの電卓のサンプルを置いていたので、実際に触れて確かめることが出来ました。

 その中で、一番最初に触ったSHARP EL-N36Xの感触と反応の良さに興奮し、「手帳タイプとはこんなにも違うものなのか…!!」と感動。値段が高いのがネックでしたが惚れてしまったので購入を決意。

 一応他のも触ったりしたのですが、SHARP製のはキーの配列が良かったです。左手打ちで、数字キーの上に手を置いたときに、手の左側の隠れてしまう方に別のキーがなく、全部見える側にあるので、初心者にとっては変な打ち間違いもなさそうで安心できると思いました。

 他には、クリアキーが一番遠いところにあることと、「RM」と「CM」の機能が一緒のボタンになっていないのが良いと思います。逆に右手打ちをやるなら、CANONやCASIOの方ようなキーの配列が使いやすいのかもしれません。

使用筆記用具

 シャープペンシルは、0.3ミリだと小さい記入欄も余裕をもって書けるのでいいと思います。消しゴムは、ぺんてるのCLIC ERASERというのを使っているのですが、これは薄い消しゴムなので、精算表や試算表など、記入欄の幅が狭いところを消したいときに、上や下の欄も一緒に消してしまうようなことがなく、非常に便利なのでおすすめします!

 また、硬めの消しゴムなので、消す時にフニャフニャすることがないし、カッターのような構造なので、自分の使いやすい長さだけ出すことが出来るので消しやすいです。

試験までの約4か月間

  • 11月

 3級の勉強を開始。一通り3級のテキストに目を通し、だいたいの流れや言葉を理解する。もう一度読み直して、過去問題集を7割くらい解く。

 はじめは2時間以上かかってもボロボロの点数しか取れなかったのですが、次第に理解も深まって解けるようになり、2月の試験まで時間がありすぎるので2級の勉強を始めることを決意。

  • 12月

 2級の勉強を開始。まずは基本的な流れなどを把握するために、商業簿記のテキストを一通り目を通し、その後、工業簿記のテキストに目を通す。

 次に、3級とはちがって量が増えたので、しっかり理解をするために、もう一度テキストを最初から読み直し、重要な部分をパソコンでOfficeソフトのOneNoteにまとめていきました。

 OneNoteは文字のサイズや色分け等が自在で表も作れるので、自分なりに見やすくまとめられて便利です。シュラッター図なんかも、エクセルで描いてOneNoteに貼り付けてまとめていました。

 しかも、iPhoneのアプリでOneNoteがあるので、外出先でも余計なノートやテキストを持ち歩くことなく、自分でまとめたものを確認できるので非常に重宝しました。

OneNote 商業簿記
OneNote 商業簿記
OneNote 工業簿記
OneNote 工業簿記
  • 1月

 実践問題集を商・工とも1周し、理解が浅かった論点だけ解きなおしました。

  • 2月

 過去問を1周。実践問題集をしっかり解いていたことで基礎的な力はついたので、合格点以上は毎回とれていて、これと言って苦手なものもなかったです。

 けれども確実に一発合格したかったこともあり、漏れがなくもう少し難しい問題はないかなと書店で探し、TACの網羅型予想問題集を1周。気が向いたときに3級過去問の残りを解きました。

 試験日までの勉強の進捗は、月単位で、テキスト、問題集を終える、過去問題集と予想問題集を終える、という計画でした。特に計画表などを作ったわけではないのですが、試験前日までアタフタしたくなかったので、前々日までに総仕上げするため、夜寝る前に明日はこれをやるという目標を立てて、実行するようにしていました。

勉強をしているときに気を付けたこと

 勘定科目などはテキストを読んでいるときに全部覚えようとするのではなく、問題を解きながら覚えていきました。

 問題で間違っていたところや、よく理解してなかったところは必ず見直して、まずは何が違っていたのか、何が足りなかったのかをしっかりと自分の中で考えます

 それが理解できるようになったら、次に問題だけ見て、この問題がまったく分からない人を想像して、その人が分かるように頭の中でその人に説明してみせます。

 その説明の途中に、自分で自分の説明にツッコミをしてみて、それに対してまた説明をする…という妄想を繰り返していました。そうやって実践問題集を一通りしっかり解けば、基礎的な問題を解く力はついて、わからない部分はほとんどなくなります。

 また、簿記検定ナビの質問掲示板にある質問を見て、自分だったらこの人にどうやって説明するか、ということも考えたりもしました。

 これを繰り返していると知識も定着して理解が深まっているので、問題を解いて間違えるときは、だいたい計算ミスや問題文の見落としなどのケアレスミスくらいしかなくなっていきます。ですので、1つの問題集を何周もするということはやりませんでした。

 商業簿記に飽きたと感じたら、工業簿記に切り替え、またはその逆、もしくは3級の問題を解く。という感じで適度に気分転換をしました。

 どうしても集中できない時は部屋を真っ暗にして、明かりは机のライトのみで、机の上にあるのは問題集と電卓と筆記用具だけ、携帯とパソコンの電源は切る。周りの音も気になるようなら耳栓。という感じで、強制的に自分を簿記の問題集に向かわせました。

3級の解答順序

  • 1→2→4→5→3

 第1、2、4問で時間を稼ぎ、ケアレスミスが他にもひびく第3、5問は後回し。第3問は仕訳が多いため、落ち着いて確実に解答したいので一番最後にしました。

 仕訳の量が多い問題は、以前まで下書きに仕訳を全部書き出していたのですが、この簿記検定ナビでT勘定を設定して答えを導き出すという方法を知り、実践したところ、書く量もへって時間も短縮できて、集計も楽になりミスが減りました。

 独学だとこういった効率的な方法を知る機会がないので、ずいぶん助かりました!

2級の解答順序

  • 4→5→1→2→3

 工業簿記の方が得意なので先に解いて時間を稼ぎ、ケアレスミスをしたくない第3問は最後にじっくり落ち着いて解くようにしていました。

時間配分

 過去問を解いているときの時間配分は、出題内容によって解く時間が違ってくるので第○問が○分と決めず、2級だったら工業簿記の第4、5問で20分程度、第1、2問も合わせて計4問で合計1時間前後かけることにし、残りの時間はケアレスミスが後に響く第3問と見直しをじっくり。

 3級も第3問の仕訳をちょっとでも間違えると後々響くので、落ち着いて解くためにそれまでの計4問を解く時間は1時間前後として、残りの時間で第3問と見直しをじっくり。というように複数問でくくって大雑把に時間配分を決めて、ひたすら時間短縮を図るよりも落ち着いてミスがないように解くことを心がけました。

試験日の1日の流れ

 前々日までに、2級はどんな問題が出されても大丈夫なように仕上げていたつもりでした。ですので、前日と当日は特に何も勉強しなかったです。忘れ物をしないよう、前日の準備と当日の持ち物チェックはしっかりやりました。

  • 6時30分 起床

 試験が9時からスタートで、ぎりぎりに起きようとすると頭が働かないかもしれないので少し早めに起きました。

  • 8時 試験会場がある駅に到着

 カフェがあったので入ろうかと思ったのですが、テキストや問題集で勉強している簿記試験受験者が多く、満席で入れませんでした。結構早めに現地に来て勉強している人は多いようです。他にお店がなかったので仕方なく会場へ向かいました。

  • 8時30分~9時

 みなさん早めに来て結構ギリギリまで勉強していました。電卓も安いものから高いものまで、みなさんそれぞれ違っていましたが、試験官が一人ひとりの電卓をチェックしていくというのはなかったです。

  • 9時 試験開始

 9時前に入室していた試験官が、注意事項などの説明をして問題用紙を配ります。試験が始まる前に解答用紙に受験番号と名前、生年月日を書くので安心できます。準備が終わって、9時10分から試験がスタート。

 2級をメインで勉強していて3級はほとんど手を付けていませんでしたので、商品売買の分記法から3分法に直す問題にてこずってしまい、勉強しなかったことを後悔しましたが、よく考えれば解ける基本的な問題でしたので、何とか正解を導き出せました。

  • 11時10分 試験終了

 午後に2級も受験するのですが、会場内にいることはできなかったので、外で時間をつぶすことになります。私の受験会場の周りには特にゆっくりできるお店もなく、あってもやはり午後の二級受験者で満席だったので入れなかったです。

 仕方なくコンビニでお昼ご飯を買ってその辺のベンチで済ませました。冷たい風が吹く中、近くにテキストを読んで勉強している人がいたのを見て、「当日前までに仕上げてきてよかったなぁ」と思いました。。。会場に入れる時間になるまで、のんびり近くを散歩。

  • 13時~13時30分

 再び会場に到着し、席に着きます。やはりみなさん早めに来てギリギリまで勉強しています。

  • 13時30分 試験開始

 3級同様、試験官より一通り説明などがあり、13時40分から試験がスタート。全体的にも難しくはなかったので、余裕をもって終われました。

  • 15時40分

 試験終了。

管理人からotteiさんへ追加の質問

 otteiさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
 得意な論点は、差異分析やCVP分析です。理系のものは好きなので、割とすんなり頭に入ってきました。

 苦手な論点は、テキストの説明が易しかったためか、特にコレというのはありませんでしたが、過去問を解いていて、テキストには書いていなかった細かい論点や応用問題が出てきたときに対応するのは苦手でした。

 その時は、その問題の解答がなぜそうなるかを理解できるまで、それだけに集中しネットなども駆使して徹底的に調べていました。

 otteiさんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
 「絶対合格しよう!」と最終的な目標だけを見て意気込んで勉強すると、細かいところで理解が出来なかった時に「合格できないかも…」と一気に不安になってしまいます。

 ですので、目標を細かく分割し、「この論点(もしくはこのページ、この問題1つ)だけを理解できるまで勉強しよう」とか、理解しているところでも何度でも見直して理解を深めることが出来れば、1日ごとの達成感を得られますし、それによって次のステップへのモチベーションにもつながっていきました。

管理人コメント

 otteiさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!電卓や筆記具の選び方、WebやPCソフトの使い方等を分かりやすくまとめていただきましたので、学習の際の参考にしてください。

 Web上には「使える」情報がたくさんあります。簿記検定ナビでも過去問分析試験問題予想仕訳問題対策(PDFの無料ダウンロード)等を、試験回ごとにアップしていますし、他にも試験問題を無料でダウンロードできたり、講義動画を無料で視聴できるサイトもあります。

 また、mixiにも「簿記の勉強をしている人たちが集まるコミュニティ」があるので、勉強の質問やモチベーションのアップに有効活用することが可能です。使えるものは何でも使う…というよりは、使わなければ損なので上手に使うようにしてください。

otteiさんが使われた教材や電卓のまとめ